インターネットが普及したことによって個人で働くことのできる幅が拡大しました。個人でビジネスをすることの代表例であるのがアフィリエイトです。
インターネットビジネスに馴染みのない方はアフィリエイトと聞いても意味が分からないかもしれません。当記事では、アフィリエイトとは何であるかを図解も用いて分かりやすく紹介していきたいと思います。
目次
1.アフィリエイトとは
この章では、あなたがアフィリエイトというものを分かりやすく理解できるように説明していきたいと思います。
初期のインターネットビジネスは情報弱者を狙った詐欺まがいのものが多く、アフィリエイトも同じ類のものと考えている方もいるためここで誤解が解くことができるように説明していきたいと思います。
1−1.アフィリエイトとは
成功報酬型広告(せいこうほうしゅうがたこうこく)、アフィリエイト・マーケティング、アフィニティ・プログラム、アソシエイト・プログラム、アフィリエイト・プログラムとは、特にインターネットのWWW上における広告形態をさし、ある広告媒体のウェブサイトに設置された広告によってウェブサイトの閲覧者が広告主の商品あるいはサービス等を購入し、生じた利益に応じて広告媒体に客引きの成功報酬を与える一連の形態をさす用語。単にアフィリエイト (affiliate)、縮めた形でアフィリ、アフィと呼ばれることが多い。
Wikipediaを参照しましたが分かりやすい表現で書かれています。つまり、商品を売りたい主の商品を広告を貼って宣伝し実際に販売してくれた方には報酬が支払われるというシステムです。
1−2.アフィリエイトの仕組み
ここが一番重要なポイントでアフィリエイトビジネスに関わるのは大きく分けてASP会社・広告主・アフィリエイター・ユーザーの4つになります。
アフィリエイトの仕組みはこの4つの流れを理解すれば全貌が分かります。
広告主は商品やサービスを販売するためにASP会社と提携してアフィリエイターに広告の掲載を促します。掲載された広告を経由してユーザーが商品、サービスを購入すると広告主はアフィリエイターに報酬を支払う流れになります。
広告主にはより多くの商品販売ができるメリット、アフィリエイターは広告を経由して商品やサービスが購入されれば報酬として利益が発生するメリットがあります。
ASPとは、affiliate service providerの略語になります。内容としては、広告主とアフィリエイターを取り持つ役割を担っています。広告掲載の依頼から報酬の支払いまで広告主の代理でこなします。
まとめて分かり易く説明すると、アフィリエイトビジネスとは広告をメインとした代理店ビジネスにASP会社が介入することで個人でも仕事を受注し易くなるという仕組みになっています。
2.アフィリエイトの特徴
大事なことなのでもう一度記載しますがアフィリエイトとは、インターネット広告をメインとした代理店ビジネスです。そのアフィリエイトの特徴についてメリットとデメリットに分けて記載していきたいと思います。
2−1.メリット
2−1−1.在庫を持たないビジネス
在庫を持たずにビジネスができるというのはアフィリエイトの最大のメリットです。不良在庫を抱えたため倒産などはよく聞く話です。
つまり、アフィリエイトは資金的なリスクを極力負わずにビジネスをする事ができます。資本が殆どない状態で始める事ができるので副業や独立直後のビジネスとして最適だと思います。
2−1−2.信用が無くても始められる
信用が無くてもビジネスを始めることができることもメリットとしては大きいです。通常、個人や設立当初の法人などは信用が無いため伝手がなければ仕事を受けることも難しいです。
アフィリエイトはASP会社が間に入っているためマッチングの様な役割も果たしてくれます。ASP会社と広告主も契約によって結びついているため報酬の支払いが未払いになる心配も限りなく低いのでアフィリエイターも安心して働く事ができます。
2−1−3.自動化する事ができる
アフィリエイトをやる上では重要なポイントになりますのでよく覚えておいて下さい。
アフィリエイトは仕組みによっては自動化する事ができます。要は広告を経由して商品やサービスを購入してもらえれば報酬が発生するため広告を沢山の人に見てもらえる媒体を作る事ができれば高利益に繋がります。
大抵の人は顧客の情報を持っていないためWEBサイトを用意して広告を貼ります。そしてWEBサイトを沢山の人に見てもらうためには広告を活用したり検索する際の順位が上がる対策をする必要があります。
現在では、広告費が高騰しているため検索順位を上げる対策をして集客する方がコストパフォーマンスが良いです。一度検索順位が上がればある程度の訪問者数が見込めるためその数に比例して報酬も多く見込むことができます。
検索順位を上げるためには良質なコンテンツを増やす必要があります。クラウドソーシングなどでライターを雇ってコンテンツを増やしていけば自分の手間を減らし検索順位を上げることも可能になります。
2−2.デメリット
2−2−1.利益額が少ない
デメリットの一つ目としては、利益額が少ないことです。
アフィリエイトは仕組みとして広告主・ASP会社・アフィリエイターの3つに利益が分配されます。そのため、広告主やASP会社に利益をとられてとられて最後に残ったものとして報酬が支払われるのです。
在庫を持たないビジネスなので広告費などを使用しなければ利益率自体は0に近いですがそもそもの額が小さいためビジネスとして成り立たないケースも多くあります。
2−2−2.ライバルが多い
アフィリエイトは非常に美味しいビジネスだからこそ参入者が多いです。高単価で需要がある商品などは既に参入されていて美味しい部分は先行者が持っていき残った部分を拾っていく様な形になってしまいます。
ニッチな分野だとそもそも案件がなく取り掛かることが難しい場合もあります。アフィリエイトビジネスはどの商材を取り扱うにしてもビジネスとして成り立たせるためにはライバルに勝てる要素を持つことが重要になります。
3.アフィリエイトをおすすめする理由
上記では、アフィリエイトのメリット、デメリットである部分を紹介してきました。アフィリエイトは人気あることから以前と比較すると正直稼ぎにくくなっています。この章では、私がなぜ稼ぎにくくなりつつあるビジネスをおすすめするのか紹介していきたいと思います。
理由としては、デメリットである部分はやり方によって解消できるからです。本質としてアフィリエイターに求められているのはより多くの人が集まる媒体があるかどうかです。
アフィリエイトで利益を得るためにサイトなどの媒体を強くしていけばあなた自身に信用が無くても媒体に信用がつく様になります。
媒体に信用がつけばASP会社を通さずに直接契約することでより報酬額を上げることができます。他にもASP会社に掲載されてない案件を受けることでブルーオーシャンの商品を取り扱うことができる可能性があります。
まとめとして私がアフィリエイトをおすすめする理由は、稼ぎにくくなったとはいえこの様にメリットを上手く活用してデメリットを解消すればお金とさらに最も重要な時間を作り出す資産になり得るからです。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
アフィリエイトの魅力を少しは分かって頂けましたでしょうか。ここまで説明してきましたが正直アフィリエイトで稼ぐことを最終目的として置いて欲しくて当記事を書いているわけではありません。
私が思うに、これからの社会では、ただ言われた事だけをするサラリーマンの様な働き方へ減っていき価値が少なくなっていきます。その際に事を成し遂げたいと思ってもあなたに「発信力」が無ければ協力者は現れません。
近年では個人が情報をより発信し易くなっています。しかし、大抵の人は情報を発信する事のメリットを理解していないため継続して情報を発信することが困難です。アフィリエイトはシンプルに情報発信がお金に結びつきます。
アフィリエイトは良い情報を届ける「発信力」があって初めて利益を稼ぐ事ができます。情報発信からお金を稼ぐことを通じて「発信力」を鍛えていきましょう。